こんちは。じょじろ~どぇす!(´∀`)ノ
コーナー立ち上げから、早10ヶ月・・・。
不定期すぎる活動日記ようやくの第2回。
新作の舞台となるヴィオールの街について少々紹介します。
(本編の中では説明ざっくり省いてるので)

 
ヴィオール
★うぃきぺでぃあ風★

ヴィオールは正式名称「バスヴィオール(basviol)」といい、オルラント王国領のクルセア地方に唯一存在する街。山林に生える良質な木は木製楽器や船の材料に適していて、昔から楽器や船の生産業が盛んであったが、観光地化した現在は観光業がもっとも盛んになっている。年間を通して気候が安定しているため、観光客の絶えない景観豊かな街。


地理
ヴィオールはパルバシモン大陸の北東部に位置し、オルラント城がある王都オルランティアから北東に約706kmの距離にある。王都オルランティアを囲むように点在する他の街とは異なり、大陸側は山脈に覆われているため、他の街とは完全に孤立している。山脈が険しいため、他のオルラント国内の街との物資の移動も海路が使われている。陸路は存在するが、普段あまり使用されることがないため、整備されておらず林業関係の人間しか立ち入ることがない。街の外れの南西部にはピッツィ川が街の脇を通って海へ流れている。


歴史
ヴィオールは世界各地で覇権争いが起こっていた時代、どの国にも属さず独立を続けていたが、近くのイテリア島で、当時脅威を振るっていた項和帝国の占領事件が起こり、住民の安全を確保するため、独立行政を条件にオルラント王国の傘下になった。以降は、王国の後押しもあり観光業が盛んになり、王国国内のみならず、世界中でその名が知られるようになった。


伝説

この土地には古くから伝わる「ヴィオールの伝説」と言うものがある。この土地に災いが降りかかった時、二人の巫女が現れ、一人が奏でる音色で、もう一人の巫女に力を与え、災いを退けた。その後、再び災いが起こらないよう、二人の巫女は護り神となりこの土地に眠り続けた。というもの。この伝説を街の人たちは大切にしていて、街の中心には二人の巫女を模った噴水のオブジェがある。




行政

オルラント王国の傘下に入った後も、軍事以外は独立行政区として独自の経済活動が許されている。これはヴィオールが他のオルラント王国下の文化と著しく違う文化体系として確立していたため、国が全て統括してしまうより、独立させた方がヴィオールが今後もその独特の文化を維持、発展していけるだろうと判断されたためでもある。


産業

ヴィオールが行っている主な産業は以下の3つ。
ヴィオール

ヴィオールの街並み

【     地理     】
面積    18.33km²

【     行政      】
   オルラント王国
地方     クルセア


ヴィオール旗

【      統計     】
総人口    2376人
人口密度    72/km²

観光
現在のヴィオールにおいてこの街の経済を支えているのがこの観光業である。年間の観光者数は約54000人。岩場を削って建てた土地のため、海沿いの街にしては珍しくビーチが存在しない。夜遅くまで営業している店が多く、観光エリアは観光客で夜通し賑わっている。

楽器製造
王国の傘下に入る前から盛んだった楽器作りは、ヴィオールの伝統産業の一つ。山林から取れる良質の木を使った木製楽器は、国内外とも評判がよく楽器作りを生業としている人は多い。打楽器、弦楽器、木管楽器など木製楽器全般が生産されてきたが、最近では主に弦楽器が中心に生産されている。伝説に出てくる巫女が奏でる楽器もこの土地で作られた横笛とされている。

工船
ヴィオール
のもう一つの伝統産業が工船業である。作られているのはこの街の伝統船であり、鋼船は製造されていない。伝統技術を継承することが大きな目的で続けられている為、あまり多くの需要はない。その上、街と海岸の間に工船所が建てられている為、観光業の妨げになると、事業縮小を求める声も少なくない。


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