……誠に申し訳ございません。

あ、上で完成の遅さに嘆いていらっしゃるのは現在執筆中である本作品
「ジョンは今日も主役じゃない」に登場する相田ゆまり嬢でございます。

やる気がなくなったわけでもないし、
漫画を描くのは楽しいと感じなくなったわけでもない、
だけど、テスト勉強の様に横道に逸れたりしてしまい、
遅々として進まない…。

「仕事で疲れた」とか「他にも日常的にやらなきゃいけない事がある」など
外的要因もありますが、それはあくまで些細なモノであります。

それでは何が進行の妨げになっているのか。

それはずばり
「自分の実力以上のモノを完成イメージとして持ってしまう」
ことなのかなあと思ってます。
あくまで自分の場合はですが。

ただ一般的にみても多少でも上手くなりたいと思って描いてる人たちの中には
描く前に「これは描けるのかな」という不安や疑問が
あると思うんです。

「向上心」と言えば聞こえはいいんですが、
それも度が過ぎると完成イメージを自分の実力よりずっと高くしてしまうので
最初の一歩にも余計に気力がいるし、
実際描くのにも、もの凄く時間をかけてしまう事になります。

そうして描き上げたモノに満足感は感じますが、
1コマごとに満足感や達成感を感じていては
気力も体力もすぐに底をついてしまいます。
(大事なシーンは別として)

じゃあそれを防ぐためにはどうしたらいいか。
それは一作品完成させるまでの「時間」だと思います。
人にはそれぞれ
「やる気が維持できる程度の創作スピード」
ってのがあると思うんです。

10年かけても自分の実力で最高のものを創りたい。
と思うならそれは気にしなくてもいいのかもしれないけど、
自分はやっぱり少しでも多く作品を完成させていきたいので、
時間と描く技術のバランスの取れた
「自分の能力」を意識できるようになりたいです。

要するに時間かければいいってもんじゃないって事ですよね…。
読んでくれる人がいるならなおさら。

2021.4.4更新


《バックナンバー》

2020/05/07『ちまちま描いてます。』

2020/05/14『…筋肉描いてます。』


2020/06/05『一進一退。』

2020/06/14『バトル描こうぜ!』

2020/07/27『続・筋肉描いてます。』

2020/12/3『漫画、ゆるゆる再開してます。』