皆様、お久しぶりです。じょじろ〜です。

元々創作がだらけないよう、一定のテンションを保つために開設したコーナーですが全く意味を成していませんでしたね…。このコーナーを設置した効果は特にありませんでしたが、

肝心の漫画の方は何とか完成にこぎつけることが出来ました(∩´∀`)∩


…前作から実に7年。。逆によく完成したよね、と友達に言われました。全くその通り。


 

そんな「星に願いを☆」3作目ですが、本のあとがきでは書ききれなかったどーでもいい話を書いてみます。一応ネタバレも含まれますので、『星に願いを☆ 階級試験とヴィオールの伝説』を読んだ後の方がいいと思います。

  



・・・と、その前に、まず先にこんなに時間がかかったこと、お詫びしなきゃいけません。待っていてくれた方、本当にごめんなさい。
描き始めてから6年、前作からは7年と、小学校に入学した子供が中学生になってしまうほど間を開けてしまいました。

なので、これを繰り返さないように、じょじろ〜がなぜこんなにも制作に時間がかかったか考察してみたいと思います。
ほとんどただの恥さらしですが…




そんなのどうでもいいわ!と思う方はここを飛ばして今回話の裏話をまとめたのエピソード話へお進みください。
エピソード話

どっちもどうでもいいわ!という方は、今回の話のあらすじと次回予告のページへお進みください。
あらすじ&次回予告

全部興味がねえわ!!という方は、ブラウザの右上にある『×』をそっと押してください(´;ω;`)





あ、読んでいただけるのですね、ありがとうございます。
それでは今回、考察にあたって原因を大きく4つに分けてみましたのでどうぞ。
まず1つめは、

原因@ 見切り発車
…やられました。甘くみてました。この作品の全体像をざっくり決めた後、個々のアイディアを一つのストーリーとして繋ぐために追加の設定を入れたりしているうちに話はどんどん膨大になり収拾がつかなくなってきました。こんなカオスな状態だったのにも関わらず「全体の流れがある程度決まってるから大丈夫だろ」と描き始めてしまったのが今回の遅さの一番の要因だったと思います。
今回は物語を練っている段階で話が大きくなってしまったのでどんなにコンパクトにまとめても1話で描き切ることが出来なくなってしまいました。その時点で「じゃあ分ければいいや」と割とあっさり決めたのですが、分けることを即決した理由は1話にまとめられないだけではなく、早く描き始めたいという気持ちがあったからだと思います。物語を煮詰めきれていない部分の多くは後半のストーリーだったため、話を分ければ前半は描くことができるなと思ったのです。しかしさすがにこの膨大なストーリーをそのまま描いたら長すぎて100%駄作になるのは目に見えていたので(煮詰めればもっと長くなりそうだった)、なるべくコンパクトにと設定の変更を思いついては変え、思いついては変え、を繰り返していくうちに、今回の前編の後半パートにも影響が出てきてしまいました。そうなれば当然このまま描き進めることはできず、さらに最悪なことにいつまで経っても全体のストーリーをまとめ上げることもできず、描くこと自体が止まってしまいました。。

ちなみに今回の話にはゲストキャラとしてパーリアというヴィオールに住むお姉さんが出てきますが、このお姉さんの生い立ちもがっつり設定として考えていました。ですが、少しストーリーを変更すれば全く必要なくなるエピソードだったので、全面カットしました。まだこのパーリアの設定を生かそうとしていた頃に申込んだイベントのサークルカットでは、そのエピソードにちなんだパーリアのワンシーンが描かれています。今では幻のシーンとなりました⇒


原因A クオリティを上げたい気持ちとめんどくさがりな性格
「世に出すならせめて自分が納得できるものを」という思いが、蛇足だらけの物語をそのまま描くことを許さず、かといってうまくまとめることもできず、そのうち段々と考えることを放棄するようになっていきました。特に2012年ごろは「この話ってそもそも面白いのか?」という迷走まではじまり、このまま漫画を描き続けること自体にまで疑問を感じるようになりました。おそらく元来のめんどくさがりな性格から来たものだと思います。考えても答えが出てこないことに疲れたのでしょう。描きたい気持ちがなくなったわけではないけど、話が完成しなきゃ描くことが出来ない、納得できるものが描けないなら描きたくない、という感じでした。めんどくさがりな自分としては、自分自身に描けない言い訳をする絶好の口実だったと思います。好きかどうかは置いといて描く作業というのはめんどくさい作業ですからね。




原因B 飽き性
加えて自分は同じことを続けるのが本当に苦手です。シリーズものを続けるという行為は、一つ作品としてみれば“同じこと”ですが、同じ話を描いてるわけではありません。キャラや世界観は同じでも新しいエピソードを描き続けられるのでOKなのですが、同じストーリーを延々と考え続けることに飽きを感じるようになりました。いい加減まとまらない状況にうんざりしていたというのもあります。それまでの自分の創作スタイルは1つ創作したら次、という形なのでその間思いついた別の話があったとしても、まずはこの作品を完成してからじゃなきゃ集中して別の話にも取り組めないという固定観念にハマっていました。しかしこれは「イベントに参加しても毎回新刊なしでは、ちゃんと準備をしていたのに抽選漏れでサークル参加できなかった人たちに対して申し訳ない」という気持ちがあり、何か用意しようと短時間で描いた短編を出した時に吹っ切れました。そしてそのことがいい気分転換になり、何としてもこの『星に願いを☆』の新作は描き切らなきゃという意欲に繋げることが出来ました。


原因C ファンタジーはちょっと不向き?
そもそも魔法戦が描きたくて作ったこの『星に願いを☆』という作品。しかし1作目はページ不足で魔法戦を描くことが出来ず、2作目ではぬるい魔法戦しか描けず、思い切ってシリーズ化、ようやく今回の物語で描けることになったけど、長い年月が経つうちに当初ほどの魔法に対する熱はなくなり、今強く感じるのは自分のファンタジーに対する想像力のチープさです。そもそも自分はそれほどファンタジー物は見ません。元々描くのも見るのも現代ものの方が惹かれるんです。『星に願いを☆』の創作を始めることによって改めてそう強く感じるようになりました。
とは言え、嫌々描いてるわけではありませんし、『星に願いを☆』を途中退場するつもりも更々ありません。描きたいストーリーがいくつもあるのでちゃんと描ききるまで続けていきたいと思っています。





以上が今回創作を長引かせた原因だと思っています。というか、実際はもっと根が深い原因があるのかと思い、自分を見つめなおす意味でこの考察コーナー作ってみたけど、思い出しながら書き出してみたら大したことありませんでした。。
原因はそれぞれ理由が被ってるし、原因Cに至ってはこのページが少しでも充実するようにムリヤリ作った感が…。つまりこのページでダラダラ書き続けた御託を一言でまとめると、

「話が出来てから描け!」ってことでした。。

…はい、次からは気をつけます。。


自分のしょーもないメンタルの話はこれくらいにして、次ページでは今回の前編のエピソード話をしたいと思います。







PAGE TOP