漫画を描くにあたってじょじろ~がもっともテンション上がるのはもちろんバトルシーンでしょ!!

知らんがな!って感じかとは思いますが、まあそうなんですよ(創作仲間には言ってますが)。ドラゴンボールが自分の漫画描きのルーツだという事は『キャラの衣装に対する意識の変化』の回で触れたと思いますが、学生時代はそれこそずっとバトルシーンばっかり描いてました。
今回はそんなじょじろ~のバトルに対する熱い想いを聞いていただければと思います。

小学生時代、とにかくバトルを描くのが好きすぎて1コマ目からバトルシーン(笑)
キャラ紹介、バトルに至った経緯、一切ありません。もういきなり殴るシーンから始まり、ひたすら延々とバトルばかり。セリフもなく、「うっ!!」とか「はあー!!」とかくらいしか言ってないです。戦うシーンが描きたいだけなのでその他の要素は邪魔なだけでした。そしてそのバトルが終わることもないまま、何故か別の作品を描き出すんですが、それもやはり1コマ目からバトルシーン(汗)
何のために別の作品にしたのか今となっては自分でも意味不明ですが、そんな行動を繰り返していた小学生時代のじょじろ~少年はかっこいいシーンを描くときだけ
ドラゴンボールの一部をパクるということをしてました。だって描けないんだもん。
しかも上手く自分のキャラに描き換えるというスキルもなかったので、
そこだけ筋肉隆々のドラゴンボールキャラという不思議な状態になってました(笑)

中学生になり少しストーリーが生まれてくるようになりドラゴンボールをパクる事もなくなりましたがやはりメインはバトルシーン。とにかく理由をつけてバトルシーンが描きたかったんでしょう。高校卒業するまで自己満な漫画描きは続きますが内容は徐々にストーリーを意識するようになり、バトルシーンは自然に少なくなっていきました。この頃から少しずつバトル離れが始まります。

高校を卒業し、投稿生活へ突入していくわけですが、ここで一気にバトルから離れていきました。その理由は、当時ジャンプの月イチの賞に投稿してたんですが、ストーリー漫画は31ページという規定があり、バトルシーンを入れるとページ数が足らなくなっちゃうからです。それはじょじろ~の構成力不足が原因なのですが、力不足を嘆いていても作品は完成しないので、素直に諦めて物語を面白くするよう試行錯誤してました。それでも当時投稿した作品「花の咲いた場所」や「呪いの森」にはアクションシーンを描きたい!という思いから余計なシーンを描いています。。
 
 ↑『呪いの森』 話の流れを見るかぎり、描いていていた当時も過剰な演出な感じがしてた

 ←『花の咲いた場所』 ただ動きのあるシーンが描きたかっただけ 



結果、バトル漫画を描くことになりました。
ええ、もうバトルが描きたくて描きたくて描きたくて辛いよ~しょうがなかったんです。バトル描きジャンキーです。バトルを封印して数年、画力の向上も実感していたので、今こそ描くしかない!と思ってました。というかそもそも小学生の頃から学生時代はずっと描いていたバトルシーン、
自分の最も得意とするところという揺るぎない自負があったんです。
あー青かった。半分どころじゃない、全部、青い。


そして描いたバトル漫画の出来を見てバトルを封印
しました。
あ、すみません。ちゃんと説明すると、出来上がったのは自分の頭の中のイメージとはかけ離れた全然迫力のないバトルシーン。それを改善するにはどうしたらいいかも思いつかず
なかった事にしました。というのは少し言いすぎでした。実際は同時進行で描いていたもう一つの漫画の出来の方がヤバすぎて、そっちは完全になかった事にしましたが、こちらのバトル漫画に関してはとりあえず深く考えることをやめました。
ここで一旦バトルに対する執着が落ち着きます。

…しかし時が経ち再びバトルシーンを描くことになります。
『星に願いを☆』という作品の事になりますが、この作品はそもそも魔法を描いてみたいと思って始めたものであり、その先にバトルシーンも想定してました。やっぱり心の奥ではバトルに対する火が燻っていたようです。

ただ1作目は話の構成上バトルを入れることはできず、その想いは2作目、3作目へと傾けられます。この時は以前のような自分の最も得意とするところという揺るぎない自負はもうありませんでしたが、更に成長したであろう今なら何とかなるのでは?という期待はありました。

その結果、出来上がったのは中途半端なバトルシーンという、またしても…な展開にorz
この頃はある程度自分のイメージに出来上がりが近くなってきた頃でした。ただ、バトルシーンに関しては描いてこなかった期間も含めて全然成長してなかったんです。画力が上がった分、少しはマシに見えるけど根本的な技術が備わってない事を痛感しました。そしてやはりどうしたら改善されるかもわかりませんでした。

それから2年とちょっと、今現在の状況は、『星に願いを☆』の4作目をひかえて物語の展開的にガッツリとバトルシーンがあります。今は自分が下手であることを自覚して過去の作品等を見直しながら今度こそはある程度納得行く出来にしたいと試行錯誤してます。そもそもバトルが好きで描きまくってた学生時代、ただ描くだけで見せ方とか構成とかそういう事を一切気にしてませんでした。そして「これだけ描いてきたから」という中身のない自信を持つようになってしまいました。2年前、一度も描いたことのない恋愛漫画を描くために色んな少女漫画等を読んで調べて、その結果自分のイメージに近いものを生み出せた経験が、描くだけではなく考えながら描かなきゃ成長できないと改めて気づかせてくれました。
次のバトルシーンでは成長した姿をみせられたら嬉しいです。



えー、文章ばかりでつまらないと思うので少し話に出た投稿時代の漫画の一部を最近描いた改稿版とともに載せておきます。改稿版といってもラフなので少々見づらいですが…。
【1】

1コマ目。真横からのアングルで迫力を出す技術は自分にはありません。文字だけでかい。文字も絵にも遠近感を出すと手っ取り早く迫力が出るんすね。(描きながら考察してました)
あ、あと通信音声っぽいフキダシが毛が生えたナニかっぽく見えるのは当時でももっと何とかならなかったのかと思います…。

【2】

これまた1コマ目。あえて効果線を引かないというのはよくやりますが、これは流れがわからなくなるから失敗ですね。主人公の足の向きもおかしい。丸まりすぎ、胎児かよ。
3コマ目の敵が突っ込んでくるところも、集中線少なすぎる(めんどくさかったのか?)
敵がこっちを向かずに突っ込んでくるのも不自然…。視線の先にかわいい女の子がいるならしょうがない。

【3】

安定の1コマ目。またしても真横アングル。きっと見やすさを重要視しちゃったのかな(見づらいけど)
その後のコマはもう何つーか、スピード感がなくて一つ一つの動きがバラバラに見える。

【4】

このページは単に切りのいいところまでお見せしようと思って描いただけです。描き直した方の画像、銃を向けられた瞬間、頭の中が真っ白になるという意味で髪の毛は塗ってません。手を抜いたんじゃないですよ。キモさ加減で言うと当初の方が敵の表情最高だぜ。

【5】

ここもあまり直してないです。最後のコマの女の子の頭の形が不自然だとは思いましたが。
…あまり変わってないじゃんって感じたならすみません( ´∀`;) じょじろ~的には何となく描き始めたわりには上手く描けた気がして調子に乗りました。まだまだ修業します…。

最後までご静聴いただき、ありがとうございました(=´▽`=)


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