『ちいさなせかいのだいぼうけん』裏話
「これを読めばもっと楽しめる…、かも?」
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と、いうわけで今回は去年(2021年)に描いた「ちいさなせかいのだいぼうけん」についてつらつらと書いていこうと思います。『ていうか、副題に”もっと楽しめる”って本編が楽しかったこと前提かよ!』って思う方もいると思いますが、自分のサイト内で謙遜しててもしょうがないので超楽しかった!!じょじろ~のマンガ最高!!って体で話を進めていきたいと思います!!(副題には「かも?」付けてるけど)
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それでは、コホン…、
知らなくても問題なし!でも知ればもう少し楽しめる!!…保証はないけど、気が向いたら読んでみてね、の「ちいさなせかいのだいぼうけん」裏話はじまりはじまり~。
…なんだろ、このノリ。
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裏話その1 海の中で泳いでる魚たちはほぼ嘘っぱち
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この話をする前に一応念のために申し上げておきますと、物語前半の不思議な世界は主人公カンナの脳内イメージの世界で、それぞれ、浜辺⇒電気店、海の中⇒ペットショップ、ジャングルと宇宙(地球)⇒雑貨&グッズ屋、でかい楽器⇒楽器店、大きな文字盤⇒時計店を表わしています。
そこで表題に書いた内容についての話に入りますが、カンナが海の中でたくさんの魚に囲まれるシーン、あそこで泳いでいるのはペットショップにいる魚たちなので淡水魚です。それに気づきやすくするために金魚を描きました。魚にあまり詳しくない人でも金魚が海で泳いでたら違和感感じるかなと思ったので。
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ゼブラダニオ |
ブラックゴースト |
エンゼルフィッシュ |
クサガメ |
シルバーアロワナ |
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トランスルーセントキャット |
ピンポンパール(金魚) |
ブラックテトラ |
CO.ジュリー |
ドクターフィッシュ |
上記の魚たちが資料を基に描いた主な淡水魚。右下のドクターフィッシュは上のシーンにはいませんが、イマジナリーフレンドのくまさんに群がっていた魚です。角質などを食べてくれるので、実際に手や足を水槽に入れると群がってきます。
ちなみに上記の魚たちの中でシルバーアロワナとトランスルーセントキャットは小学生の頃親にねだって飼っていたことがありました。ただあまり熱心に育てていなかったため…、これ以降、自分は生物を育てるのは向いてないと思うようになりました。
さて、ペットショップを巡ってる時のイメージのため泳いでいるのが淡水魚と述べましたが、このシーンに海の生物がいるのをお気づきになられましたでしょうか?そう、イカです。コマの中央、カンナのお尻付近で泳いでいるこのイカです。でもよく見てください。このイカちょっと変じゃありませんか? |
←拡大するとこんな感じ。頭の部分に顔が描いてありますよね。
四方が水槽に囲まれているペットショップに入り、海の中のイメージを湧かせていたカンナですが、そのカンナ自身がペットショップの魚とは別に海の生物としてイメージしたのがこのイカでした。
そしてこのイカはマンガの最初のページの2コマ目(右図)で、電話をするお母さんの後ろ辺りに貼られている絵にも描かれています。この絵はカンナが描いた物でカンナにとってイカとは頭に顔があるという認識なのです。 |
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